「電動アシスト自転車を購入したいけど、平均速度ってどのくらい?」

「子供を保育園まで送迎した後、そのまま職場に行くと、どのくらいの時間がかかる?」

忙しい朝は、電動アシスト自転車で子供の送迎をした後に、職場までそのまま行けたらとても楽ですよね。

この記事では「電動アシスト自転車で子供の送迎後、職場までの所要時間を知りたい」方のために、電動自転車の平均速度と、職場までの時間の調べ方を紹介します。

速度についての注意事項も併せて説明するので、参考にしてください。

電動アシスト自転車や他の種類の自転車の平均速度は?

電動アシスト自転車の平均速度と、他の種類の自転車の平均速度を紹介します。

電動アシスト自転車の平均速度

電動アシスト自転車の平均速度は「時速10~17km」です。

なお、電動アシスト自転車のアシストが適用されるのは「時速24km」までと法律で決まっており、自転車は法律で時速60kmまでスピードを出すことが認められています。

そのため、法的には時速24km以上時速60km以下のスピードを出すことも可能です。

しかし時速24km以上はアシストが適用されないので、たくさんペダルを漕がなければならず、速く走ろうとすればするほど足の負担が増加します。

加えて、子供を乗せたままスピードを出しすぎれば、事故に繋がる恐れもあるので、注意が必要です。

自転車の種類と平均速度

続いて、自転車の種類ごとに平均速度を紹介します。

<自転車の種類と平均速度>

自転車の種類平均速度
電動アシスト自転車時速10~17km
ママチャリ時速12~15km
マウンテンバイク・クロスバイク時速18~25km
ロードバイク時速20~30km

電動アシスト自転車はママチャリ以上の速度は出ますが、スポーツバイクであるマウンテンバイク・クロスバイク・ロードバイクと比べると、速度が落ちるようです。

とはいえ、子供を乗せて走ったり通勤で利用したりする分には、丁度よい速度といえるでしょう。

電動アシスト自転車で子供を送迎後、職場までかかる時間を知るには?

電動アシスト自転車を使った場合、目的地までどのくらいかかるのか知る方法を紹介します。

①現在地から目的地までの距離を調べて計算する

現在地から目的地までの距離が分かれば、かかる時間を計算できます。

まずはGoogleマップなどで現在地から目的地までどのくらいの距離があるか調べます。

距離を調べたら目的地までの時間は以下のように計算できます。

・かかる時間=距離×速度

例えば距離が5㎞で、時速15kmの場合、下記のような計算式になります。

・かかる時間=5÷(時速15km×0.6)=5÷9=0.56(時間)≒約30分

5kmの距離の場合、時速15kmだと30分かかる計算になります。

②自転車に特化したアプリで調べる

自転車に特化した「自転車NAVITIME」のようなアプリであれば、現在地から目的地までの距離や自転車での到着時間が分かります。

「坂道が多い」「大通り優先」など、道路に合わせた詳細な検索も可能です。

無料でアプリをダウンロードできるので、気軽に利用できるのもおすすめです。

参考:NAVITIME|自転車ルート検索

③徒歩でかかる時間を自転車の時間に置き換えてざっくり計算する

距離が分からなくても、徒歩でかかる時間が分かれば、ざっくり電動アシスト自転車でかかる時間を計算することができます。

電動アシスト自転車だと徒歩の3倍速いとされていますので、下記のように計算可能です。

例)徒歩30分かかる距離

・自転車でかかる時間=30÷3=10

電動アシスト自転車だと約10分

徒歩でよく行く場所や、近所の場合は簡単に時間を調べることができます。

電動アシスト自転車の速度の出し過ぎには注意

電動アシスト自転車はアシスト機能があり、普通の自転車よりも漕ぐのが楽な分、スピードが出てしまいがちです。

自転車には道路交通法の第70条「安全運転の義務」という規定があります。

他の人に危害をあたえないように安全な速度と方法で運転してくださいという内容です。

もし検挙されると3か月以下の懲役、または5万円以下の罰金が科せられる可能性も。

子供を乗せている電動アシスト自転車は、スピードの出し過ぎに注意し、安全に使うようにしましょう。

まとめ

電動アシスト自転車の平均速度と、子供を送迎後、職場までかかる時間の調べ方を紹介してきました。

電動アシスト自転車の平均速度は「10~17km」です。

電動アシスト自転車で目的地までかかる時間を調べるには、Googleマップで距離を調べて計算したり、自転車特化アプリで検索すると分かります。

ざっくりした時間でもよいのなら、徒歩でかかる時間を自転車に置き換えてみる方法も。

電動アシスト自転車は速度が出やすいので、安全に気をつけて走行するようにしましょう。